カメラを止めるな!

弊社は、よく『何をしてるんですか??』とか、『えっ、それ儲かるんですか?』と聞かれるんです。また、そもそも『どんな会社なんですか?』と聞かれて、答えが多すぎて困るんですよね。

そんな弊社、私を含め3名の小さな会社です。

3名の肩書はそれぞれ「B.O.」、「ハンディマン」、「ピンク戦士デザイナー」と、名刺交換した人のきょとんとした表情をいつも楽しんでおります。

そして、そんなトレンドを作って行こう!と頑張っている我々が勉強する機会が訪れました。そう『カメラを止めるな!』です。というわけで、社員の教育にはピッタリと思い、研修として行って参りました。
ネタバレがあるのでご注意ください。

まずは、牧野の感想です。

まずバンドメンバーの沢田に強く強く勧められていました。
彼も映画を沢山見ますが、「今年見た邦画で一番面白い」と豪語するほど。
彼とは趣味も合うので絶対に俺が見ても面白いだろうな、という印象でした。次に彼が言った言葉は「絶対にこれについて調べるな!」ということ。
予告映像も見るなと強く言われました。ちょっと何言ってるかわかりませんが、まぁそういうことなんでしょう。

そしてちょっと何言ってるかわかりました。

とりあえず面白いか面白くないかで言うと、ええと、とんでもない程のとんでもなさでした。見た後の感情は何でしょうか。いやめちゃめちゃ面白かった!なんですけど、うまく説明ができないんです。
で、一番近い言葉では「達成感」みたいなものがありました。
そして未だにこの映画が何映画なのかわからんです。

冒頭37分のワンカットで繰り広げられるシーン。
正直B級下回るくらいの映像と展開で「あー、なんかね、こういうのね、あるね…」という感じ。シナリオもゾンビ映画撮ってたら本物のゾンビ出てきたぜっていう、よくあるいわゆる「劇中劇」スタイル。

こっからよね。
まさかその配役になった人たちのサイドストーリーが展開されるとは。
娘に愛想つかされて一人泣きするレベルの監督の元に下された命令
①生放送
②ゾンビもの
③ワンカット

④冗談ではない

無茶苦茶な指示を出されて集まってきたのが、輪をかけて無茶苦茶な俳優。
ナルシス男、よろしくです女、不倫男女、アル中おじさん、軟水男。

本番差し迫る中で起きる事故。俳優が交通事故で来ない
→監督と嫁さんで代役だ!
無茶苦茶かよ。

本番始まる。冒頭部分での監督のアドリブ。
アドリブ(本音)
→ものすごい権幕で怒る描写が、サイドストーリー知ってると笑いに代わるみたいな展開すごすぎない…?

本番でも立て続けに事故起きる。監督不幸すぎませんかこれ。
ここの本番で「ん?」ってなってた裏ではこんなことが起こってたよ、という描写、本当にすごいですね。めちゃめちゃ面白い上に笑っちゃう。
これが一体何故なのかが全然わからなかったんですよね。

頑張って分析してみたんです。
これ冗談じゃなくて、見終わってからも2~3日考えてました。
この映画の後半の面白さって何なんだろ、何が面白かったんだろうと。

・そもそもがホラーっていう点→「笑いの基本は緊張と緩和」の緊張部分
・「ん?」って思ってた物の正体がわかる→アハ体験に似た脳の気持ちよさ
・その正体がクソほどくだらない→「こんなことだったのかよww」の笑い

一番下の笑いの部分が、上記2つの理由で何倍にも膨れ上がってるんじゃないかなと。伏線回収は脳が気持ちいいね!

最後のシーン。
監督が「どうしてもこのカットが必要なんだ!」って怒鳴るシーン。
かっこよい。妥協ばかりしていたシーンが多かったし、自分のものが作りたい!と。妥協ばかりの父が嫌いだった(と思う)娘がこれを聞き(なぜか現場にいる)、父の台本の後ろに貼っている小さな自分の写真も相まって協力体制に。(アル中おじさんとの会話が伏線だったのも面白かったわ)

そしてみんなで組体操END。

娘と仲良くなれました。
トラブル続き(すぎ)の生放送をみんなで乗り越えて作り上げた。
これ!
これが「達成感」の正体か!

どんなものでも、裏ではどれだけの人の努力があったかわかったもんじゃない。そんなことも学ばせてくれるような映画でした。
いやこれほんとに何映画なんだよ。

また、序盤の「劇中劇」スタイルってミスリード誘ってたんじゃないかって思いますね。
「劇中劇中劇」とでも言えばいいでしょうか。これは読めない!
あと「劇中劇」っていうスタンスは
やろうとしている台本にちょっと被ってて焦りました。
変えずにやりますけど…。

すごい「体験」でした。

以上、牧野の感想でした。さすが、感想分も面白い。そんな彼の面白さはこちらにもありますので、ぜひ!

玉ネギ

続きまして、佐野の感想です。

「何も情報を得ずに観に行ってほしい」
と言われて本当に予告も見ずに映画館へ。
チケットを受け取るとホラー・サスペンスと書かれていて初めてそこでジャンルを知る。怖いけどホラーが好きなので食い入るように観ちゃう私。

なんかところどころで違和感を感じるけど
それが余計リアルさを出していました。

。。。
そして観終わったら、
あ、これみんな大好き伏線回収100パーセント映画だ、と気づきます。
周りの人に絶対オススメしたくなるのはたぶん、純粋にものすごい映画なのもあるけど観てくれないと語れないし、この興奮のやり場に困っちゃうからなんだろうなと思いました。

そして人にオススメする時のセリフが伝染する…
「何も情報を得ずに観に行ってほしい!!!」

以上、佐野の感想でした。

私の映画の感想は、おいておいて。

このムーブメント。1年前に撮影された映画。そして、低予算であること。出演者もそこまで大きなインフルエンサーではなかったこと。そう、企画の勝利とでもいいましょうか?

そして、これにより、出演者に光が当たったり、上映館が増えることによって、話題が話題を呼ぶ、一昔前の演歌のヒットのような状態。

これを二人の目に焼き付けてほしかったし、ここを目指してほしいと思いました。そして、ふたりだけでなく、弊社に携わっているすべての人たちにも実現可能であること。

もちろん、さっしーがつぶやいた、とか、さまざまな運がはたらいたのかもしれないけれど、エンタメでやっている以上、こういうのを目指さないと!って思って欲しかったわけです。

というわけで、「BRANDNEW ACTION Vol.9」は9月15日(土)に二子玉川にございますライブハウス東京音実劇場で行います。この日は、西日本豪雨へのチャリティーイベントです。

なんらかのご縁でこのnoteから、存在を知った方で、もしご興味があればtwitterも覗いて頂けたら幸いです。

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