【#8】もう全部タマネギでいいんじゃないかな【淡路島の恵み だしや】

皆様は元より、おうちにいるタマネギのご機嫌いかがでしょうか。

さて今回は、

よ う こ そ

というわけで、「淡路島の恵み だしや」渋谷宮益坂店の食レポになります。
行きたかった!
ずっと行きたかった!
ありがとうだしや!!
ありがとう淡路島!!!
Congratulationsタマネギ!!!

橙回廊、下り階段の先に「だしや」はあります。
友人と共にのれんをくぐった先には綺麗な和食居酒屋でした。橙色の着物を来た店員さん(かわいい)に案内され、向かった先は2人がけの座敷。思った以上にオシャレな店内に困惑する陰キャ2人。飲み物どうしようかな(まぁビールだけど)と悩んでいると(まぁビールだけど)橙色の着物を来た店員さん(かわいい)が、新鮮な魚がぎっしりと乗ったざるをもって隣にきてくれました。

だしや名物「ざる見せ」

アジ、サンマ等の様々な魚がざるに並んでおり、「どの魚を」「どのように調理するか」を自由に選べます。980円払えば無料で鮮魚が食べられる素晴らしいサービスです。

焼き魚や煮付けにして食べることも勿論可能ですが、せっかくの新鮮なおさかなさんたちですので、お刺身にして頂くことに。橙の着物を来た店員さん(かわいい)にオススメをお伺いしたところ、刺身なら今サンマがオススメということで、お願いを致しました。

サンマの刺身…?
食べたことないんですよね。
焼きはおいしいけど。
ナマはいいの?
頼んだ瓶ビールとお通しで待つことに。

お通しは茶碗蒸し風?冷やしコーンスープ。
うまみがマジハンパなくうまい。
そして友人の親指がうるさい。

対面に座る友人が「美味しんぼで一番おいしい刺身はサンマって出てたから間違いないと思うよ」という、有益そうな情報とどうでもいい情報を同時に貰い、瓶ビールを二人で飲んでいると綺麗なサンマが化粧をしてやってきました。

※基本、写真の撮り方が雑なんですけど
これらを目の前にして写真撮影に集中できるほど自我を保てませんでした
1秒でも早く口に入れたくて仕方なかったんです
ゆるして。

人生初、さんまの名探…刺身

さ か な の う ま み た る や 。

醤油はちょい付けが至高。塩もアリよりのアリよりもアリ。とにかくおさかなの味が非常に非常に強く出ていて味がしっかりとしている、それなのに魚の臭みはどっかへ行きました。かにかにどこかに。やかましいわ。
とにかく魚食ったらうまいって思えるところ全部凝縮したらコレになりました級のうまみ。要するにうまい。結果うまい。

こっから本日のメイン。

ずっとずっと食べたかった「淡路島のタマネギ」を使用した料理です。
いやもう、料理というよりかは、ほぼタマネギをそのまま使用したメニューが複数あり、タマネギのおいしさを噛み締めさせ、最終的にタマネギのおいしさを神に示させるみたいな、そういう行い。何言ってんだこいつ。

いくつかメニューがあったのは知っていたのですが、まさか3種あるとは思いませんでした。嬉しい誤算でした。今回の来店はそのタマネギメニューのコンプリート、そして玉葱焼酎を取り扱っていればついでに頂く、というのが主なミッションになります。友人には付き合わせてしまい申し訳ない。来てくれてありがとう。ただ気を抜くと美味しんぼの話すんのやめような。

まず一つめ。最初に一番食べたいやつを頼むタイプ。

玉 葱 の 溶 岩 焼 き

糖度が爆裂する淡路島のタマネギをぶった切ってまるごと焼いただけ!!
「元々味がついておりますが、醤油・塩・ステーキソース等をつけてもおいしくいただけます」とは橙色の着物の店員さん(かわいい)談。食べ方がまた豪快で、上から1枚ずつ剥がして食べていくんです。だんだんと食べられるところが少なくなってきますが、中心に向かっていくにつれて増すタマネギの甘みとうまみがもうね。もうねなんです。これはもう、もうねです。
当然、ひとくちめは何も付けずに頂きます。この時点でちょっともう意味が分からない。うっま。うまレベル臨界点超え。危険。
醤油や塩も言わずもがな。なにこれ。タマネギかこれ。タマネギがうますぎてタマネギではないレベル。技術の限界を超えた人間を「人間やめました」とよく言われる世の中ですが、これは完全にタマネギが淡路島に魂を売りタマネギをやめています。そしてトドメのステーキソース。俺たちはいままで何故ステーキソースでステーキなんぞ食べていたのか。そもそもステーキがメインディッシュだとか誰が言い出したんだ。ステーキに添えられるタマネギとか、もう、何?添えられるどころの存在じゃねぇわ。主役がどっちかわからせてやる日が来たわ。肉なんていらんかったんや。タマネギがあれば俺たちはそれで充分だったんだよ。

続いてはこちら。

玉 葱 焼 酎
「 淡 路 の ひ だ ま り 」

※うますぎて店内で写真撮るの忘れてました

いつか飲みレポをしようと、既に取り寄せて事務所に置いてあるのですが、未開封のままで早く飲みたい…!と思っていたところ、だしやさんに置いてあったので友人と共に注文して飲むことに。

うちの母はアホみたいに酒飲める人なんですが芋焼酎が割と苦手で、独特の芋風味がどうも受け付けないんだそうです。焼酎は原料となるものの香りが色濃く残るものも多く、確かに黒霧島や鍛高譚なんかは芋やしそが濃いイメージがあります。この玉葱焼酎もタマネギの香りが色濃く残る…いや、タマネギの香りってなんだろう。そんな香りの強いようなものじゃない気がする。となると、辛み…?いや淡路島のタマネギのことだ、そんな辛いもんじゃないだろう。となると甘いのか?めっちゃ甘い焼酎が来るのか?それどういうことなんだ?ここは様子見で飲みやすく薄めたものを頂くべきか?いや素材の味を最大限楽しみたい!そもそもタマネギ由来のものでおいしくないものがあるはずがない!

というわけでロックで頼むことにしました。
友人は水割りでした。
ぐびぐび。

え、なにこれ。
さらに飲む。

一瞬で半分くらいなくなった後、ちょっと考えました。やばい。これはやばい。何がやばいって、まず飲みやすい。酒臭さ、飲みづらさがまずない。タマネギのつんとした香りが蒸留されたことによって(かどうかは知らないけども)マイルドになり、ほんのり甘い。まろやか風味が口全体に広がります。気付いたらなくなる酒、淡路のひだまり。酒を作る工程において米や麦や芋はいらんかったんや。タマネギがあれば俺たちはそれで充分だったんだよ。

さらにこちら。

玉 葱 ジ ャ コ ぽ ん 酢

僕は味覚が小学生から発達していないので、すっぱいものは苦手なんです。鍋囲むときも、ぽん酢が食べられないのでめんつゆにお世話になっております。またジャコも風味が割と大人よりなので率先して食べることはありません。いくら淡路島のタマネギだからっつってもこれは流石にきびぃかなぁ。

誰だよぽん酢とジャコきびぃとか30歳超えて言ってたやつタマネギに埋もれて死ねよ。本望だわ。冷やしてサラダ風に出された淡路島タマネギさんマジリスペクトみが深すぎてバイブステンアゲ。ぽん酢の程よい酸味と溢れんばかりのタマネギさんの甘みがそなわり最強に見える。ここにジャコ勢の磯の風味が襲いかかり深いうまみに包まれた。このさっぱりとした後味のあとに辛口の日本酒を五臓六腑へ染み渡らせる。アルコールで熱くなる身体に冷たいタマネギを口に放り込む。辛口の酒のあとに広がるタマネギの甘み。もうサラダなんていらんかったんや。タマネギがあれば俺たちはそれで充分だったんだよ。

最後にこちら。

玉 葱 天 麩 羅

まず、やばいに決まっていることはわかっている。子供のころ食べたオニオンリングのやばさを僕たちはよく知っている。語る必要はないとは思うが、なぜこれが見ただけでやばいのか簡単にまとめると

・揚げもの=おいしい
・タマネギ=おいしい
・おいしい+おいしい=やばい

間違いない。

そしてこれを何で食うのか。あまじょっぱいあの天つゆでもおいしそうだけど、最初から甘いこのタマネギにそのタレを使うのは流石に何か違うんじゃないかなぁと思っていた矢先に、この料理を持ってきてくださった橙色の着物の店員さん(かわいい)曰く、「テーブルにある岩塩を使うとおいしく頂けます」とのこと。それはもう正解すぎてぐうの音も出ないガチ正解案件。スーパーひとし君が6倍で返ってくるレベル。テーブルに置ききれないひとし君は黒柳さんの頭の上に置いておきましょう。

お皿に塩をまぶし、ひとかじり。減量中のボクサーが聞いただけで発狂しそうな、貴方が思い描く限りで一番良い天ぷらのサクサクサウンドが今ここに。このかじり音と咀嚼音でミリオンヒットはカタい。程よく空気を纏い、とても柔らかく揚げられたとでも言うべきか。理想的な天ぷらの衣の中に隠れていたのは…熱が通りその甘みを増し、うまさも共に逃がすことなく衣に守られた淡路島のタマネギ。

残念ながらそれからのことはよく覚えていません。天ぷらサクサク、タマネギあまあま、塩しょっぱしょっぱ。何もかものバランスがそなわり何これ。ただただのウマウマ。ウマウマの実を食べた全身ウマウマ人間。誰だよ海老や芋や舞茸を天ぷらにしたヤツは。邪道にもほどがあるわ。タマネギがあれば俺たちはそれで充分だったんだよ。

現実へ引き戻される2人のおじさん

なかなかのお値段(そして淡路のひだまり飲みすぎ)でしたが、金額に不満は一切ありませんでした。出てくる料理、お酒、店内の綺麗さ、接客、どれをとっても本当に素晴らしく、たまのプチ贅沢にはもってこいな最高のお店です。皆様も是非、「この世にタマネギ以外なくていいんじゃないか体験」をしたい場合は「淡路島の恵み だしや」へお越しくださいませ。

いや、マジで行ってよかった…。

No Comments

Sorry, the comment form is closed at this time.

#Follow us on Instagram